プラチナ世代JLPGA安田祐香プロゴルファーは、特に雨と縁が深い選手です。
2024年、宮城テレビ杯ダンロップ女子オープンでは悪天候の中の27ホール競技で、デビュー133戦目にして自身初優勝を果たしました。
2025年、フジフイルム・スタジオアリス女子オープンでは雨の中の延長戦の末、2勝目を挙げました。
そして2026年、NEC軽井沢ゴルフトーナメントでは雨が降ったり止んだりする中、初日61打で大会タイ記録を樹立、さらに36ホール最少打数記録となる19アンダーパーをマークし、まさに「雨の女王」として名を上げました。

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世界アマチュアランキング最高7位 安田祐香プロゴルファー
2000年12月24日、兵庫県神戸市生まれ。3歳年上の姉の影響で7歳からゴルフを始めました。神戸市立西灘小学校3年生の時、古閑美保や上田桃子ら一流選手を輩出した名門ジュニアクラブ「坂田ジュニアゴルフ塾」(通称:坂田塾)に入門し、坂田信弘にゴルフの基礎を学びました。
2012年、兵庫県ジュニアゴルフ選手権競技小学生女子の部で優勝したのを皮切りに、小学校卒業直後の2013年4月に開催された第30回アオノジュニアゴルフ大会小学生高学年の部では、後にライバルであり友人となる古江彩佳と優勝を争いましたが、サドンデスのプレーオフで敗れました。
神戸市立原田中学校在学中だった2015年、TSURUYA CUPスポニチゴルフチャレンジ決勝大会で優勝し、その後この大会で3連覇を達成しました。2016年に滝川第二高校へ進学し、古江彩佳と同級生になりました。
高校在学中だった2017年6月、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で優勝し、同年7月からは日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームに選出されました。2018年にはナショナルチームの一員として古江彩佳と共に出場したトヨタジュニアゴルフワールドカップで女子団体優勝、個人戦でも優勝タイという成績を収めました。
高校生時代から招待選手としてJLPGAツアーにアマチュア資格で出場し、2018年の大会「大東建託・いい部屋ネットレディス」で3位タイに入るなど、複数の大会でプロに劣らない実力を発揮しました。2019年、大手前大学現代社会学部に進学し、ゴルフ部で大学の大会にも出場しました。
同年、アジア太平洋女子アマチュアゴルフ選手権で優勝し、第1回オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権に日本から唯一出場した選手となり、笹生優花(サソウ・ユウカ)と共に3位タイを記録しました。全米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアーのメジャー大会であるエビアン選手権とAIG全英女子オープンにも招待選手として出場するなど、アマチュア時代の世界ゴルフランキングは最高7位でした。
悪天候と共に訪れた初優勝

2019年11月、JLPGA最終プロテストで4日間合計283打(5アンダーパー)、4位タイの成績を収め、2020年1月1日付で92期生としてJLPGAに入会しました。期待を集めながらデビューを準備しましたが、新型コロナウイルスの影響で6月のアースモンダミンカップからようやくツアーが再開され、40試合の中でフジサンケイレディスクラシックと宮城テレビ杯ダンロップ女子オープンの8位タイが最高成績でした。
2020-21シーズンは賞金ランキング69位、メルセデスランキング67位に終わり、翌年のシード権を獲得できず、クオリファイングトーナメント(QT)で20位となり翌年の出場資格を獲得しました。2022年4月、フジサンケイレディスクラシックでプロデビュー後最高成績となる3位タイに入るなど、前半戦でトップ10入りを2回記録し、メルセデスランキング53位でシーズンを終えました。
2023年、フジサンケイレディスクラシックで2位タイに入るなど優勝の一歩手前まで迫りましたが惜しくも初優勝は逃し、トップ10入り4回でメルセデスランキング35位となり、初めて通年シードを獲得しました。2024年5月、ブリヂストンレディスオープンでシーズン初のトップ10(7位タイ)に入った後、6月以降トップ10入りを5回記録し、勢いを増していきました。
9月に開催された宮城テレビ杯ダンロップ女子オープンでは初日から65打で単独首位に立ち、悪天候により9ホールずつ計27ホールの短縮競技となる中、通算9アンダーパー、2位に3打差をつけて133戦目でJLPGAツアー初優勝を果たしました。悪天候がもたらした幸運の初優勝の後、2025年4月のフジフイルム・スタジオアリス女子オープンでは、最終日を首位と1打差の2位でスタートしました。
1打差の激しい戦いの末、9アンダーパーで中村、河本結と共に延長戦に突入しました。激しい雨の中で行われた延長1ホール目で中村が脱落し、河本との一騎打ちとなった4ホール目で河本がボギーに終わる中、バーディパットは外したものの残りのパーパットを沈め、ツアー通算2勝目を挙げました。
雨との縁は2026年も続き、NEC軽井沢ゴルフトーナメントでは36ホール19アンダーパーというアニカ・ソレンスタムの記録を上回る大記録を樹立しました。
アイアンショットの強者 安田祐香
アマチュア時代から注目される有望株でしたが、ティーショットの飛距離が230ヤードに満たない短さのため、プロデビュー当初は成績が振るいませんでした。アマチュア時代から高い弾道で止まるドローボールがトレードマークでしたが、これがかえって飛距離面で不利に働き、スタイルを改善した結果、2020年の226ヤードから2026年には243ヤードまで伸ばしました。
実に20ヤード近く飛距離が伸び、ダークホースとして急成長しました。これまで優勝争いのたびにパッティングが足を引っ張ってきましたが、パッティングさえ向上すれば今後注目すべき選手です。
▶オフに密着!女子プロの素顔をのぞき見!安田祐香◀
安田祐香優勝
- 2024年9月20日から22日まで開催された宮城テレビ杯ダンロップ女子オープン優勝
- 2025年4月11日から13日まで開催されたフジフイルム・スタジオアリス女子オープン優勝
- JLPGA通算2勝
アマチュア経歴
- 2012年:兵庫県ジュニアゴルフ選手権競技小学生女子の部優勝
- 2015年:TSURUYA CUPスポニチゴルフチャレンジ決勝大会優勝
- 2017年:日本女子アマチュアゴルフ選手権競技優勝、JGAナショナルチーム選出
- 2018年:トヨタジュニアゴルフワールドカップ女子団体優勝、個人戦優勝タイ
- 2019年:アジア太平洋女子アマチュアゴルフ選手権優勝、オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権3位タイ、大手前大学進学、JLPGA最終プロテスト4位タイ合格
- 2020年:JLPGA入会(92期)
安田祐香 クラブセッティング WITB
- ドライバー:スリクソン ZXi(10.5度)
- ウッド:スリクソン(3番、5番)
- ハイブリッド:スリクソン(4番、5番)
- アイアン:スリクソン ZXi5(6番からピッチングウェッジまで)
- ウェッジ:クリーブランドゴルフ RTZ(48度、52度、58度)
- パター:公開資料では確認されていません
- ゴルフボール:スリクソン Z-STAR ディヴィジョン ダイヤモンド
- ウェア:オークリー / シューズ:アシックス / グローブ:
ゴルフ安田祐香 スケジュール
- 2026年 JLPGA NEC軽井沢ゴルフトーナメント優勝賞金1800万円
- 会場:長野県軽井沢72ゴルフ 北コース
米国女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー参戦も視野に入れていると明かしました。飛距離の問題で失っていた自信を取り戻した今、他のミレニアム世代の選手たちと共に米国の舞台に挑戦するかどうか、今後の動向に注目です。ファンであれば、今日の天気予報を必ずチェックすべき「雨の女王」です。
安田祐香 Q&A
Q. 好きな食べ物は?
A. お好み焼き、肉、チョコレート
Q. 趣味は?
A. 寝ること、ショッピング、友人との食事
Q. 得意なスポーツは?
A. スキー
Q. 験担ぎ(試合前に食べる特別な食事)は?
A. 試合中は母が作ってくれる手作りおにぎり
Q. 座右の銘は?
A. 努力
Q. 夢のフォーサム(ゴルフの4人プレー)。一緒にラウンドしたい人は?
A. 松山英樹、タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ
ゴルフ 安田祐香 プロフィール
- 英語:Yuka Yasuda / やすだ ゆうか
- 生年月日:2000年12月24日(26歳)
- 実家:兵庫県神戸市 / 国籍:日本
- 学歴:滝川第二高校、大手前大学
- 身長:163cm / 体重:53kg / 血液型:O型
- 所属事務所:東急エージェンシープロミックス / 所属:NEC
- デビュー年:2020年(JLPGA92期)
- 家族:父、母、姉 / 結婚:未婚
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