彗星のようにAIGウィメンズオープン優勝とともにLPGA舞台に登場した日本の桑木志帆ゴルフ選手です。
ドライバー飛距離は250ヤードに満たないものの、パット、アイアン、ウェッジショットすべてに弱点がない完成型のゴルフ選手です。
新しいコースへの適応に苦労するのが弱点ですが、コース適応が終われば一流選手として競技にムラがないのが強みです。
LPGA舞台でも通用する完璧なゴルフを繰り広げる桑木志帆選手を紹介します。

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日本の新星、桑木志帆ゴルフ選手
2003年1月29日、日本岡山県岡山市で生まれ、父親の影響で4歳からゴルフを始め、幼い頃から岡山県ジュニアゴルフ選手権をはじめとする多くの大会で優勝を重ね、有望株として名を知られるようになりました。
中学3年生の時には中国女子アマチュアゴルフ選手権で優勝し、翌年も同大会を制して2連覇を達成しました。高校時代には岡山県高校総合体育大会と岡山県レディースゴルフ選手権で優勝し、高校3年生の時には石川遼(ゴルフ選手)が主催するジュニア大会「ザ・ワン ジュニアゴルフトーナメント」でも頂点に立ちました。
2021年6月25日、日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格しプロに転向、同年8月に山陰合同銀行レディースでプロデビュー戦を戦いました。プロデビュー初年度の2021年12月、JLPGA新人戦加賀電子カップで延長戦の末に優勝し、デビュー後初優勝を飾りました。
岡山県内の倉敷芸術科学大学に在学しながらゴルフ選手生活を両立していましたが、2022シーズンは期待に反してツアー適応に苦労し、トップ10入りは2回にとどまりました。ツアー適応を終えた2023シーズンには、資生堂レディスオープンで櫻井心那との延長戦の末に準優勝、北海道meiji カップでも準優勝、JLPGAと米国女子プロゴルフツアーが共同主管するTOTOジャパンクラシックでも共同2位となるなど、準優勝止まりが3回続く不運なシーズンを過ごしました。
初優勝以降、トップランカーへと成長
2024シーズン6月、資生堂レディスオープンで最終日に逆転に成功し、デビュー4年目にしてツアー初の正規大会優勝を達成、8月にはニトリレディスで2勝目を挙げました。11月のシーズン最終戦であるJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップでは、最終日を3打差の首位でスタートし、2位の小祝さくらを1打差で振り切って優勝、JLPGA初のメジャータイトルを獲得しました。
華やかなファッションで注目を集めた優勝当時に着用していた赤いロブスター柄のパンツが話題を呼び、以降も派手な柄のゴルフウェアで注目される選手となっています。2024年のAIG全英女子オープンの出場資格を得ながらもコンディション不良で出場できなかったことは惜しまれましたが、2024シーズンを賞金ランキング6位で終え、トップランカーへと成長しました。
特にシーズン中にイーグル13個を記録し、単一シーズン最多イーグル記録を塗り替えました。ドライバー飛距離は245ヤード前後とツアー中位ですが、攻撃的なゴルフでバーディも多い一方、ダブルボギーも多い選手です。ゴルフ選手としては完成型ですが、4ラウンド目に弱さを見せるのが弱点です。
2025年1月、日本オリンピック委員会の強化指定選手(次期代表候補)に選ばれ期待を集めましたが、準優勝止まりが3回にとどまりました。2025シーズンはウィメンズUSオープンを皮切りに、ウィメンズPGAチャンピオンシップ、ウィメンズブリティッシュオープンに出場し、LPGA舞台を経験しました。
2026シーズンに入り経験を積む中でパットが徐々に安定し、5月のSky RKBレディースクラシック優勝を皮切りに、6月には宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメントで優勝し、ツアー通算5勝目を達成しました。同月、ブリヂストンレディスオープン最終日の2番ホール(パー5、491ヤード)で、日本国内女子ツアー史上11年ぶり12度目となるアルバトロスを記録し、話題を呼びました。
※桑木志帆 アルバトロス
2026シーズン、米国LPGA舞台に挑戦し、ウィメンズUSオープン14位を皮切りに、ウィメンズPGAチャンピオンシップ共同24位、エビアンチャンピオンシップ共同41位と自己最高記録を更新し続けました。7月に開催されたAIGウィメンズオープンでは、ドイツのヘンゼルライトとホールごとに順位が入れ替わる接戦の末、共同首位で延長戦に突入しました。
LPGA基準では比較的飛距離の出ない選手ですが、攻撃的なプレーでピンを狙うゴルフを追求する選手です。コース経験が積み重なるほどスタッツが急激に上昇する特徴があり、LPGAメジャー舞台でも経験を積むとすぐに優勝とともにLPGAシード権を獲得しました。
桑木志帆 受賞・戦績
- 2021年 JLPGA新人戦加賀電子カップ優勝
- 2023年 資生堂レディスオープン準優勝、北海道meijiカップ準優勝、TOTOジャパンクラシック共同2位
- 2024年 資生堂レディスオープン、ニトリレディス、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ優勝(3勝)
- 2026年 Sky RKBレディースクラシック、宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント優勝(2勝)
- 2026年 LPGA AIG女子オープン優勝賞金150万ドル
- JLPGAツアー通算5勝(メジャー1勝、その他1勝)
- LPGA通算1勝
※LPGAメジャー大会最高成績
- シェブロンチャンピオンシップ – 記録なし
- 全米女子プロゴルフ選手権(女子PGAチャンピオンシップ) – 予選落ち(2025年)、共同24位(2026年、自己最高成績)
- 全米女子オープン(ウィメンズUSオープン)- 共同56位(2025年)、共同14位(2026年、自己最高成績)
- エビアンチャンピオンシップ – 共同41位(2026年、自己最高成績)
- AIG女子オープン – 予選落ち(2025年)、2026年大会は2ラウンド終了時点で単独2位で決勝ラウンド進出
※アマチュア時代の優勝歴
- 岡山県ジュニアゴルフ選手権優勝(小学1、2年生)
- 中国女子アマチュアゴルフ選手権優勝(中学3年生)、2連覇(高校1年生)
- 岡山県高校総合体育大会優勝(高校2年生)
- 岡山県レディースゴルフ選手権優勝(高校2年生)
- ザ・ワン ジュニアゴルフトーナメント優勝(高校3年生)
桑木志帆 クラブセッティング WITB
- ドライバー – ブリヂストン B-Limited B1LS(ロフト9.5度)
- ウッド – ブリヂストン B1ST(3番、ロフト15度)
- ハイブリッド – ブリヂストン B2HT(3番)
- アイアン – ブリヂストン TOUR B 241CB(4番からピッチングウェッジまで)
- ウェッジ – ブリヂストン TOUR B BRM2
- 桑木志帆 パター – キャロウェイ オデッセイ ホワイトホット OG 2-ボール
- ゴルフボール – ブリヂストン TOUR B X
- ゴルフウェア ラウドマウスゴルフ / ゴルフシューズ、ゴルフグローブ他。
ゴルフクラブセッティングは大会ごとに異なる場合があります。黄色のゴルフボールを使用することで有名ですが、カラーボールを使う理由についてはボールがよく見え、誤球をしないことが利点だと明かしています。ジュニア時代からカラーボールを使用しており、オレンジ色のボールを使ったこともあると説明しています。
ゴルフ 桑木志帆 日程及びランキング
- AIG女子オープン優勝賞金150万ドル – 総賞金1000万ドル
不慣れなゴルフコースに特に弱いことと決勝ラウンドでスタッツが落ちる点を除けば弱点のないゴルフです。LPGAメジャー大会でも適応を終えるやいなやトップランカーたちを相手に安定したプレーで優勝争いをするほど成長速度が速く、今後注目すべき選手です。
ゴルフ 桑木志帆 プロフィール
- 英語 Shiho Kuwaki / 漢字 桑木志帆 /
- 生年月日 2003年1月29日(23歳)
- 出身地 日本岡山県岡山市 / 国籍 日本
- 学歴 倉敷芸術科学大学 在学
- 身長 約163cm / 体重 – / 血液型 A型
- 所属 大和ハウス工業
- デビュー年度 2021年(JLPGA93期)
- 家族 結婚 未婚
- SNS インスタグラム
