野球 宮森智志プロフィール・成績・年俸・推移・経歴
宮森智志は193cm、93kgの優れた体格を誇り、平均147km/h、最速153km/hに達するフォーシームファストボールと、大きく落差のあるフォークボールを武器とする右投げ本格派投手です。 非常に険しい野球人生を歩んできた選手で、高校3年生の時に投手を始め、大学時代までは140km前後のごく平凡な投手でした。 コロナ禍の休止期間に球速が大幅に向上し150km台を記録、独立リーグでの活躍を経てNPB楽天と契約しました。 2022年、NPBデビュー後22試合連続無失点を記録し、広島東洋カープの栗林良吏、古田島成龍と並ぶ日本プロ野球新人最長連続無失点タイ記録という、ドラマのような成長を遂げました。 残念ながらその後は怪我と不振で制球が乱れ低迷しましたが、150km以上を投げられる速球派投手であることに変わりはありません。 高3で投手を始めた宮森智志 1998年5月28日、広島県呉市に生まれ、広島県立呉商業高等学校を経て流通経済大学に進学しましたが、高校・大学時代ともに目立った実績は残せませんでした。呉市立卯之木小学校1年生の時、軟式野球チーム「安浦アニマルズ」で野球を始めました。 その後、呉市立安浦中学校の軟式野球部では外野手としてプレーし、中学3年生の時には4番打者を務めるほど打撃にも才能を見せていました。小学校高学年の頃は、体が大きく肩が強いという理由で主に捕手を任されており、投手としては球速も制球もめちゃくちゃでした。 高校3年生で本格的に投手に転向した当時、最速はわずか137km程度に過ぎませんでした。流通経済大学進学後も4年間のリーグ戦登板は4試合前後にとどまり、いずれも救援登板でした。大学時代の実績はほとんどありませんでしたが、新型コロナウイルスの影響で野球部の活動が中断していた時期にウエイトトレーニングに励んだ結果、4年生の時に球速が急上昇し、社会人チームとの練習試合で最速150km/hを記録し始めました。 しかし大学4年生だった2020年、プロ志望届を提出したもののどの球団からも指名されず、その後社会人野球チームへの入団にも失敗し、事実上の引退の危機に立たされました。四国アイランドリーグplusの合同トライアウトに挑戦し、高知ファイティングドッグスに特別合格選手として入団することで、野球選手としての道を再び開きました。現在は速球派投手として知られていますが、当時は90マイル前後の平凡な投手にすぎませんでした。 独立リーグ高知でプレーした2021年、先発を中心に16試合(67イニング)に登板し5勝2敗、防御率2.96という成績を残し、チームの後期リーグ優勝に貢献しました。同年行われたNPB新人ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスから育成選手として1巡目指名を受け契約を結び、背番号は130番を与えられました。 楽天が育てた速球派投手 2022年、開幕とともに2軍の抑えとして起用され、4月末までに10試合に登板し9セーブ、防御率0.90を記録、3・4月のイースタン・リーグ月間MVPを受賞しました。7月29日までに2軍で24試合17セーブ、防御率3.68という成績を残し、7月30日に支配下登録されると同時に背番号を72番に変更、同日1軍に登録されました。 夢見たプロの舞台に立つやいなや、嘘のような投球を見せることになります。 8月2日、千葉ロッテマリーンズ戦(楽天モバイルパーク宮城)で1軍デビュー戦を迎え、1イニングを無安打無失点に抑えました。8月7日、福岡ソフトバンクホークス戦(福岡PayPayドーム)では1点差で迎えた5回に2番手として登板し1イニングを無失点に抑え、チームが逆転して初勝利を挙げました。 その後9月23日の北海道日本ハム戦で失点するまで、デビュー後22試合連続無失点を継続し、日本プロ野球史上新人最長タイ記録を樹立しました。同年9月19日の埼玉西武戦では6番手投手として登板しセーブを記録、育成ドラフト出身選手として史上初めて入団1年目でのセーブ記録となりました。 7月末に昇格しましたが1軍26試合に登板し1勝1敗7ホールド1セーブ、防御率1.54の成績を残し、11月10日に580万円増の推定年俸1,000万円で契約を更改しました。2023年は開幕から1軍でシーズンを迎えましたが制球が乱れ、24試合登板0勝2敗3ホールド、防御率7.71と前年とは一転して苦戦、11月17日に20万円減の推定年俸980万円で契約を更改しました。 制球難が続いた2024年は9月にようやく1軍昇格を果たしましたが、9試合登板で防御率1.00という好成績を収め、11月22日に30万円減の推定年俸950万円で契約を更改しました。2025年は1軍で10試合に登板したものの防御率10.50にとどまり、12.0イニングで8四球を与えるなど制球に苦しみました。 2軍でも38試合に登板し防御率5.40を記録すると、10月29日に球団から戦力外通告を受けました。11月12日、日本プロ野球選手会主催の12球団合同トライアウトに参加し、打者3人を相手に無安打、奪三振1を記録、150km/h前後の直球を連発する好投を披露しました。 オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(2026年) 2025年12月11日、日本フューチャーズリーグ参加球団のオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブと契約を結んだ後、中継ぎ投手から先発投手に転向しました。2月1日から始まった静岡県伊豆での春季キャンプを順調にこなしました。 3月15日、フューチャーズリーグ開幕2戦目となる読売ジャイアンツ戦(ジャイアンツタウンスタジアム)に先発登板し、5イニング1失点の好投を披露しました。4月1日のハヤテ223ベンチャーズ静岡戦(ハードオフ・エコスタジアム新潟)では5イニング3失点でオイシックス移籍後初勝利を挙げるなど好調な姿を見せ、KBOサムスンと契約しました。 サムスン・ライオンズ アジアクォーター代替(2026年~) 2026年8月7日、既存のアジアクォーター投手ミヤジ・ユラ選手と決別したサムスン・ライオンズが代替選手として契約しました。契約条件は1年総額7万3,000ドルで、メディカルチェックを通過し韓国プロ野球に進出しました。背番号は17番を与えられました。 契約締結にあたっての所感として「熾烈な優勝争いをしているチームでプレーできることが嬉しい。どんな役割を任されても、登板の度に良い成績を残せるよう最善を尽くす」と述べました。 野球 宮森智志 成績&記録 投手転向は遅かったものの、193cmという優れた体格から繰り出される平均147km/h、最速158km/hのフォーシームファストボールと、大きく落差のあるフォークボールを武器に三振を量産する右投げ本格派投手です。ここに鋭く曲がるスライダーも操り、高い奪三振率が強みです。 (※最速はあくまで数字であり、平均150km前後と見るのがより正確です。) 走者がいる際のセットポジションでの投球フォームに弱点があるとの評価もありますが、楽天時代の中継ぎ時とは異なり、オイシックス移籍後に先発投手へ転向したことで、直球の球威だけに頼っていた投球パターンから脱却し、変化球の組み立てや緩急の使い方など、投手として必要な配球能力を新たに磨いています。 野球 宮森智志 受賞及び経歴 野球 宮森智志 年俸&契約 独立リーグでの活躍を土台に、2026年8月7日サムスン・ライオンズと1年総額7万3,000ドル(約1億ウォン)の条件で契約を締結しました。 野球 宮森智志 プロフィール