中国女子ダブルスの譚寧(タン・ニン)選手は、シングルスの選手として頭角を現した後、劉聖書(リウ・シェンシュー)とペアを組み、2024年パリ五輪女子ダブルスの銀メダルを皮切りに女子ダブルス最強の座に上り詰めました。
2025年パリ世界選手権女子ダブルス金メダル、2026年ニューデリー世界選手権女子ダブルス銀メダルを獲得し、世界ランキング1位の座を守っています。
2024年10月22日に劉聖書とともにBWF世界ランキング1位となってからは、破竹の勢いで優勝を重ねました。2026年初めのケガ以降は少し勢いを落としていますが、依然としてバドミントン女子ダブルス世界最強の座を守っています。

バドミントン 譚寧 ツアー通算タイトル
BWFワールドツアー女子ダブルス優勝18回は、すべて劉聖書とのペアによるものです。
- 2023年 スペインマスターズ(スーパー300):チェン・ファンフイ/杜玥を21-8、16-21、21-18で下して優勝
- 2023年 USオープン(スーパー300):マイケン・フルーアゴー/サラ・テュゲセンを21-19、21-19で下して優勝
- 2023年 アークティックオープン(スーパー500):ジョンコンパン・キティタラクル/ラウィンダ・プラジョンジャイを21-13、24-22で下して優勝
- 2023年 フランスオープン(スーパー750):ジョンコンパン・キティタラクル/ラウィンダ・プラジョンジャイを26-24、21-19で下して優勝
- 2024年 マレーシアオープン(スーパー1000):張殊賢/鄭雨を21-18、21-18で下して優勝
- 2024年 インドネシアマスターズ(スーパー500):張殊賢/鄭雨を10-21、21-19、22-20で下して優勝
- 2024年 ジャパンオープン(スーパー750):白荷娜(ペク・ハナ)/李紹希(イ・ソヒ)を21-18、22-20で下して優勝
- 2024年 アークティックオープン(スーパー500):パーリー・タン/ムラリタラン・ティナアを21-12、21-17で下して優勝
- 2024年 熊本マスターズジャパン(スーパー500):福島由紀/松本麻佑を21-15、21-5で下して優勝
- 2024年 チャイナマスターズ(スーパー750):リー・イージン/羅旭敏を21-10、21-10で下して優勝
- 2025年 マレーシアマスターズ(スーパー500):賈一凡/張殊賢を21-17、21-18で下して優勝
- 2025年 インドネシアオープン(スーパー1000):パーリー・タン/ムラリタラン・ティナアを23-25、21-12、21-19で下して優勝
- 2025年 ジャパンオープン(スーパー750):パーリー・タン/ムラリタラン・ティナアを21-15、21-14で下して優勝
- 2025年 チャイナオープン(スーパー1000):賈一凡/張殊賢を24-22、17-21、21-14で下して優勝
- 2026年 マレーシアオープン(スーパー1000):白荷娜/李紹希を21-18、21-12で下して優勝
- 2026年 インディアオープン(スーパー750):福島由紀/松本麻佑を21-11、21-18で下して優勝
- 2026年 全英オープン(スーパー1000):白荷娜/李紹希を21-18、21-12で下して優勝
- 2026年 チャイナオープン(スーパー1000):福島由紀/松本麻佑を21-14、21-19で下して優勝
BWFインターナショナルシリーズ優勝は1回です。
- 2022年 マレーシア・インターナショナルシリーズ女子ダブルス:劉聖書とともにリー・イージン/羅旭敏を24-22、21-16で下して優勝
BWFジュニア国際大会優勝は1回です。
- 2019年 マレーシア・ジュニア・インターナショナル女子シングルス:アイシャ・サティバ・ファテタニを17-21、21-19、21-8で下して優勝
ワールドツアー優勝18回を大会グレード別に見ると、スーパー1000が6回、スーパー750が5回、スーパー500が5回、スーパー300が2回です。決勝の相手別の優勝回数は、白荷娜/李紹希が3回、パーリー・タン/ムラリタラン・ティナアが3回、福島由紀/松本麻佑が3回、張殊賢/鄭雨が2回、賈一凡/張殊賢が2回、ジョンコンパン・キティタラクル/ラウィンダ・プラジョンジャイが2回です。2023年4月のスペインマスターズでワールドツアー初優勝を果たし、2026年7月のチャイナオープンで18回目の優勝を飾りました。
譚寧 シーズン別決勝成績
- 2019年シーズン:ジュニア国際大会 決勝1回、優勝1回、決勝勝率100.0%
- 2022年シーズン:インターナショナルシリーズ 決勝1回、優勝1回、決勝勝率100.0%
- 2023年シーズン:ワールドツアー 決勝7回、優勝4回、準優勝3回、決勝勝率57.1%
- 2024年シーズン:ワールドツアー 決勝8回、優勝6回、準優勝2回、決勝勝率75.0%
- 2025年シーズン:ワールドツアー 決勝5回、優勝4回、準優勝1回、決勝勝率80.0%
- 2026年シーズン:ワールドツアー 決勝6回、優勝4回、準優勝2回、決勝勝率66.7%
- ワールドツアー通算:決勝26回、優勝18回、準優勝8回、決勝勝率69.2%
バドミントン主要大会 歴代成績
- オリンピック:2024年パリ 女子ダブルス 決勝進出、銀メダル
- 世界選手権:2025年パリ 女子ダブルス優勝、2026年ニューデリー 女子ダブルス準優勝
- 全英オープン:2026年 女子ダブルス優勝
- スーパー1000 マレーシアオープン:2024年優勝、2026年優勝
- スーパー1000 インドネシアオープン:2025年優勝、2026年準優勝
- スーパー1000 チャイナオープン:2025年優勝、2026年優勝
- アジア選手権:2024年銅メダル、2025年金メダル、2026年銀メダル
- アジア競技大会:2026年愛知・名古屋 女子団体 金メダル
- スーパー1000決勝成績:決勝7回、優勝6回、準優勝1回、決勝勝率85.7%
- オリンピック・世界選手権の決勝成績:決勝3回、優勝1回、準優勝2回、決勝勝率33.3%
バドミントン 譚寧 受賞歴
国際大会メダル
- 2019年:アジアジュニア選手権 女子シングルス 銅メダル
- 2023年:スディルマン杯 混合団体 金メダル、アジア混合団体選手権 金メダル
- 2024年:アジア選手権 女子ダブルス 銅メダル、ユーバー杯 女子団体 金メダル、パリ五輪 女子ダブルス 銀メダル
- 2025年:アジア選手権 女子ダブルス 金メダル、スディルマン杯 混合団体 金メダル、世界選手権 女子ダブルス 金メダル
- 2026年:アジア選手権 女子ダブルス 銀メダル、トマス杯・ユーバー杯 女子団体 銀メダル、世界選手権 女子ダブルス 銀メダル、愛知・名古屋アジア競技大会 女子団体 金メダル
ワールドツアー・国際大会優勝
- 2019年:マレーシア・ジュニア・インターナショナル 女子シングルス優勝
- 2022年:マレーシア・インターナショナルシリーズ 女子ダブルス優勝
- 2023年:スペインマスターズ、USオープン、アークティックオープン、フランスオープン 女子ダブルス優勝
- 2024年:マレーシアオープン、インドネシアマスターズ、ジャパンオープン、アークティックオープン、熊本マスターズジャパン、チャイナマスターズ 女子ダブルス優勝
- 2025年:マレーシアマスターズ、インドネシアオープン、ジャパンオープン、チャイナオープン 女子ダブルス優勝
- 2026年:マレーシアオープン、インディアオープン、全英オープン、チャイナオープン 女子ダブルス優勝
ワールドツアー準優勝
- 2023年:オルレアンマスターズ、オーストラリアオープン、ジャパンマスターズ 女子ダブルス準優勝
- 2024年:香港オープン、デンマークオープン 女子ダブルス準優勝
- 2025年:スイスオープン 女子ダブルス準優勝
- 2026年:シンガポールオープン、インドネシアオープン 女子ダブルス準優勝
国内大会成績
- 2015年:泉州市第10回運動会 女子甲組、団体ダブルス、シングルスの3部門で1位
- 2019年:全国青少年バドミントン選手権 乙組女子シングルス優勝、全国バドミントン単種目選手権 女子ダブルス優勝
- 2021年:全国バドミントンチャンピオンシップ兼全国運動会予選 女子ダブルス準優勝、第14回全国運動会 女子団体 銅メダル
- 2024年:全国バドミントン団体選手権 女子団体優勝
- 2025年:2024-2025中国バドミントンクラブスーパーリーグ優勝、第15回全国運動会 女子ダブルス優勝
個人賞・表彰
- 2023年6月:第6回福建省直属機関青年五四奨章
- 2023年12月:BWF最優秀潜在能力賞
- 2024年12月:BWF年間最優秀女子ダブルスペア賞
- 2025年1月11日:福建省党委員会・福建省政府 記大功表彰
- 2025年3月:福建省三・八紅旗手の称号
- 2025年11月:全国体育界先進個人
- 2025年12月:BWF年間最優秀女子ダブルスペア賞
- 2026年2月3日:福建省人民政府 記大功褒賞
中国 運動健将の称号
- 2023年6月:国際級運動健将
- 2025年3月3日:国際級運動健将の称号
- 2025年3月28日:運動健将の称号
- 2025年4月:国際級運動健将
- 2025年6月:国際級運動健将
- 2025年6月3日:運動健将、国際級運動健将
- 2025年7月:国際級運動健将
- 2025年8月:国際級運動健将
- 2025年9月:国際級運動健将
- 2025年12月:運動健将
- 2026年1月15日:国際級運動健将
- 2026年9月10日:国際級運動健将
バドミントン 譚寧 対戦成績
2026年9月時点の女子ダブルス世界ランキング1位は、劉聖書/譚寧ペアです。
- 2位 白荷娜/李紹希(韓国):18戦11勝0分7敗 勝率61.1%
- 3位 福島由紀/松本麻佑(日本):7戦5勝0分2敗 勝率71.4%
- 4位 賈一凡/張殊賢(中国):9戦6勝0分3敗 勝率66.7%
- 5位 パーリー・タン/ムラリタラン・ティナア(マレーシア):14戦11勝0分3敗 勝率78.6%
- 7位 岩永鈴/中西貴映(日本):7戦4勝0分3敗 勝率57.1%
- 8位 リー・イージン/羅旭敏(中国):12戦10勝0分2敗 勝率83.3%
- 10位 謝沛珊/洪恩慈(台湾):8戦8勝0分0敗 勝率100.0%
トップ10圏外のペアとの対戦成績です。
- 陳清晨/賈一凡(中国):6戦2勝0分4敗 勝率33.3%
- トリーサ・ジョリー/ガヤトリ・ゴピチャンド(インド):8戦7勝0分1敗 勝率87.5%
- ベンヤパ・エームサード/ヌンタカーン・エームサード(タイ):7戦6勝0分1敗 勝率85.7%
- ヨン・ガーティン/ヨン・プイラム(香港):5戦5勝0分0敗 勝率100.0%
- 松山奈未/志田千陽(日本):11戦7勝0分4敗 勝率63.6%
- 張殊賢/鄭雨(中国):7戦5勝0分2敗 勝率71.4%
- 金昭映(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)(韓国):2戦1勝0分1敗 勝率50.0%
上位ランカーとの対戦成績でも、121戦88勝0分33敗、勝率72.7%です。最も多く対戦した相手は18戦の白荷娜/李紹希で、次いで14戦のパーリー・タン/ムラリタラン・ティナアです。2026年世界選手権決勝では白荷娜/李紹希に15-21、15-21で敗れましたが、同年の全英オープンとマレーシアオープンの決勝では白荷娜/李紹希を21-18、21-12で下しています。
バドミントン 譚寧 ラケット
- ラケット:ナノフレア700プロ(NANOFLARE 700 PRO)
- ストリング:エクスボルト63セット(EXBOLT 63 SET)
- グリップ:スーパーグラップ(SUPER GRAP)3本入り
バドミントン 譚寧 代表歴
- 2019年4月:国家青少年バドミントンチームに選出
- 2022年1月:中国バドミントン集中トレーニング隊 女子ダブルス選考会1位、女子シングルス選考会1位
- 2023年2月:アジア混合団体選手権 中国代表、ドバイ大会 金メダル
- 2023年5月:スディルマン杯 中国代表、蘇州大会 金メダル
- 2024年4月~5月:ユーバー杯 中国代表、成都大会 金メダル
- 2024年8月:パリ五輪 中国代表、女子ダブルス 銀メダル
- 2025年4月~5月:スディルマン杯 中国代表、厦門大会 金メダル
- 2025年8月:世界選手権 中国代表、女子ダブルス 金メダル
- 2026年5月:トマス杯・ユーバー杯 中国代表、ホルセンス大会 銀メダル
- 2026年8月:世界選手権 中国代表、ニューデリー大会 女子ダブルス 銀メダル
- 2026年9月:愛知・名古屋アジア競技大会 中国代表、女子団体 金メダル
国家青少年チームへの選出は2019年4月で、シニア代表として初めて出場した国際団体戦は2023年のアジア混合団体選手権でした。2023年のスディルマン杯決勝で中国は優勝し、2025年のスディルマン杯決勝では譚寧が白荷娜/李紹希を21-14、21-17で下し、中国の3-1の勝利に貢献しました。
2026年のユーバー杯決勝では、中国は韓国に1-3で敗れました。2026年アジア競技大会で中国は決勝で日本を3-0で下し、劉聖書/譚寧ペアが福島由紀/松本麻佑を21-16、25-23で下して勝利を決めました。
バドミントン 譚寧 プロフィール
- 英語:Tan Ning|漢字:谭宁(簡体字)、譚寧(繁体字)|本名:タン・ニン
- 生年月日:2003年4月3日(23歳)
- 出身地:湖南省長沙市|国籍:中国
- 身長:168cm|体重:|血液型:|宗教:
- 学歴:永春第五中学高等部、上海体育学院
- 家族:両親
- 婚姻:未婚
- SNS:
- 所属:福建省バドミントンチーム
- ランキング:女子ダブルス世界ランキング1位(劉聖書とペア)
Table of Contents
中国バドミントン女子ダブルスの「嘆きの壁」 譚寧
2003年4月3日生まれ。劉聖書とペアを組んでから彗星のごとく現れ、2024年パリ五輪では21歳で女子ダブルス決勝に進み銀メダルを獲得、2025年世界選手権では女子ダブルスで金メダルを獲得しました。劉聖書とともに、2024年の1シーズンだけでワールドツアー6勝を達成し、2024年10月22日に世界ランキング1位となりました。
バドミントン好きの母親が娘を体育館に連れて行ったことがきっかけで、ラケットを握るようになりました。2012年7月に永春少年体育学校に入り、2014年10月に福建省体育工作隊へ移りました。2015年12月には永春県代表として泉州市第10回運動会に出場し、女子甲組、団体ダブルス、シングルスの3部門すべてで1位となり、2018年8月には永春第五中学高等部に入学しました。
シングルスのエースだったジュニア時代
ジュニア時代はシングルス専門で、2019年に遼寧省鞍山で開かれた全国青少年バドミントン選手権乙組女子シングルスで優勝し、全国バドミントン単種目選手権女子ダブルスでも優勝しました。マレーシア・ジュニア・インターナショナル女子シングルスではアイシャ・サティバ・ファテタニを17-21、21-19、21-8で下して優勝し、蘇州で開かれたアジアジュニア選手権女子シングルスで銅メダルを獲得するなどして、2019年4月に中国青少年バドミントンチームに選出されました。
2021年5月2日に鄭州で開かれた全国バドミントンチャンピオンシップ兼全国運動会予選の女子ダブルス決勝では、黄東萍とペアを組み、賈一凡/陳清晨に0-2で敗れ準優勝でした。同年9月の第14回全国運動会ではシングルスとダブルスの両方に出場し、福建チームが浙江チームを3-2で下して銅メダルを獲得するのに貢献しました。この時点では女子シングルス4位、女子ダブルス9位タイで、シングルスの有望株という位置づけでした。
ダブルス 譚寧・劉聖書ペア誕生

2022年1月の中国バドミントン集中トレーニング隊選考会で女子シングルス1位となり、劉聖書とペアを組んだ女子ダブルス選考会でも1位となりました。同年11月13日のマレーシア・インターナショナルシリーズ決勝では、劉聖書とともにリー・イージン/羅旭敏を2-0で下し、国際大会の女子ダブルスで初優勝を果たしました。
このころから本格的にダブルス専門で戦うようになり、2023年1月のインドネシアマスターズと2月のタイマスターズではシャ・ユーティンとペアを組んで出場し、タイマスターズではベスト4に進みました。2月のアジア混合団体選手権では再び劉聖書とペアを組みました。
4月2日のスペインマスターズ決勝でチェン・ファンフイ/杜玥を21-8、16-21、21-18で下してワールドツアー初優勝を飾り、4月9日のオルレアンマスターズ決勝では宮浦玲奈/櫻本絢子に敗れたものの、スディルマン杯では中国の優勝に貢献しました。7月のUSオープン、10月のアークティックオープン、10月29日のフランスオープンで優勝しました。ワールドツアーでは4回優勝、3回準優勝を記録し、12月にはBWF最優秀潜在能力賞を受賞しました。
女子バドミントンダブルス世界ランキング1位に
2024年は1月14日のマレーシアオープンと1月28日のインドネシアマスターズで、張殊賢/鄭雨を相手に連続優勝しました。4月のアジア選手権では銅メダルを獲得し、5月のユーバー杯では中国の優勝に貢献しました。8月のパリ五輪女子ダブルス準決勝では松山奈未/志田千陽を下して決勝に進みましたが、8月3日の決勝で陳清晨/賈一凡に惜敗し、銀メダルにとどまりました。
8月25日のジャパンオープン決勝ではライバルの白荷娜/李紹希を下して優勝し、10月のアークティックオープンで優勝した後、デンマークオープン決勝では岩永鈴/中西貴映に敗れましたが、10月22日に世界ランキング1位となりました。11月17日の熊本マスターズジャパンと11月24日のチャイナマスターズで優勝し、シーズン6勝目を挙げました。
2025年は、アジア選手権決勝で松山奈未/志田千陽を21-15、21-19で下し、この大会で初の金メダルを獲得しました。5月4日のスディルマン杯決勝では、再び白荷娜/李紹希を21-14、21-17で下し、中国を勝利に導きました。
ここから快進撃が始まり、5月25日のマレーシアマスターズ、6月8日のインドネシアオープン、7月20日のジャパンオープン、7月27日のチャイナオープンで立て続けに優勝しました。8月の世界選手権決勝でもパーリー・タン/ムラリタラン・ティナアを21-14、20-22、21-17で下し、初の世界選手権金メダルを獲得しました。11月20日の第15回中国全国運動会女子ダブルス決勝では、黄東萍とともに鄭雨/張殊賢を25-23、21-16で下して優勝しました。
2026年は、1月11日のマレーシアオープンで白荷娜/李紹希を下して優勝し、1月18日のインディアオープンで福島由紀/松本麻佑を下して優勝、3月8日の全英オープンで白荷娜/李紹希を21-18、21-12で下して優勝しました。このころまでは、ダブルスでは事実上敵なしと言えるほどの優勝街道を歩んでいました。
ケガをきっかけに揺らぎ始めたダブルス最強の座
4月12日のアジア選手権決勝では、リー・イージン/羅旭敏を相手に5-8の場面でケガのため棄権して準優勝となり、このころから最強の座に少しずつほころびが出始めました。5月3日のユーバー杯決勝では中国が韓国に1-3で敗れ、5月31日のシンガポールオープン決勝と6月のインドネシアオープン決勝でも準優勝にとどまりました。
7月15日のジャパンオープンでは再びケガのため棄権し、7月26日のチャイナオープン決勝では福島由紀/松本麻佑を21-14、21-19で下して優勝しましたが、8月の世界選手権決勝では白荷娜/李紹希に15-21、15-21で敗れ、準優勝にとどまりました。
9月24日の愛知・名古屋アジア競技大会女子団体決勝では、福島由紀/松本麻佑を21-16、25-23で下し、中国の3-0の勝利に貢献して金メダルを獲得しましたが、女子ダブルスでは準決勝でマレーシアのパーリー・タン/ムラリタラン・ティナア(世界ランキング17位)を相手に第1ゲームを落として辛勝するなど、ケガの影響が続いています。
シングルスで培った攻撃力が最強ダブルスをつくる
右利きで身長168cm。ジュニア時代はシングルスで国際大会の優勝とメダルを獲得した選手で、攻撃力を備えたダブルス選手です。シニアの舞台では女子ダブルス専門となり、ネット前の判断が速い選手として、2025年から2026年初めにかけては絶対王者の座を守りました。

